親の介護をしないことは親不孝?

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「親の介護をしたくない。けど、そんなこと思うなんて親不孝かな…」

なんて感じたことはありませんか?

例え親でも介護を頼まれて「喜んで!」と返事する人はそういないですよね。

親の介護をしない=親不孝なんてイメージもありますが、

そんなことは決してありません。

なぜ親不孝ではないのか?私が介護をしていて思うことをお伝えします。

親の介護しない≠親不孝

「親の介護をしないなんて、お前は親不孝だ!」なんて周りに思われそうだし。

親からも思われそう…。

渋々介護を担うことになる未来が予想されます。

ですが、親の介護をしないことは、別に親不孝にはなりません。

親の希望と一致するとは限られない

介護される親が「子どもに迷惑をかけない」と思っている場合、子どもが献身的に介護することは、実の親の心の負担になることがあります。

よく”家族に迷惑かけたくない”と仰る方も多いです。
家族が大切だからこそ、介護負担をかけさせたくない思いがあるようです。

不幸な人生にしてしまう

仕事をやめたり、家族との時間を削減したりして介護に専念すると、介護を担っている子どもの人生が大きく左右されてしまうことがあります。

親だからこそ、子どもには幸せに生きていてほしいと願うものです。

”介護中心の人生にさせてしまいたくない”という方も中にはいます。

専門的なケアが必要な場合がある

介護は想像以上で、認知症や重度の介護が必要な場合、家族だけで正しいケアをするのは難しい場合があります。

無理に自宅で介護しようとすると、親にとっても適切な医療や支援を受けられず、残念な結果を生んでしまうことがあります。

プロの介護サービスを利用する方が、結果的に親の健康と幸福につながる場合もあります。

子は親の道具ではない

子どもは親にとっての都合の良い道具ではありません。(表現が下手ですみません)

自分の人生を選択して歩む権利があります。

でも親の介護は義務なんでしょ?

基本義務なので、放棄は出来ません…。

ですが、自分の生活を犠牲にしてまで介護をする必要はありません。

こちらの記事を参考にしてみてください。

親の介護をしないとどうなる?できない場合の対処法は?

介護で悩む人への対処法

「でも自分が見なきゃ誰が見るんだ…!」と一生懸命になっている方。

以下の対処法をぜひ実行してみてください。

一人で考えない(相談する)

介護は家族だけの問題ではなく、地域や社会全体で支えるべきものです。

市町区村の介護相談窓口、地域包括支援センター、ケアマネージャーなどに相談し、使えるサービスを活用しましょう。

介護サービスを積極的に利用する

デイサービス、ショートステイ、訪問介護などを活用し、負担を分散させましょう。

介護保険を利用すれば、費用の負担も軽減できます。

趣味の時間を意識

趣味の時間を意識的に作り、心のバランスを守ることが大切です。

「自分が倒れたら元も子もない」と考え、自分のケアも忘れないようにしましょう。

介護は一時的に「一人で頑張るもの」ではありません。無理をせず、周囲のサポートを受けながら向き合うことが大切です。

理想は親も子も納得する介護

試行錯誤すれば、親も子も納得する介護を組めるはずです。

いくらかお互い妥協が必要な点は出てくるかもしれませんが、一方の負担が偏らないように

よく話し合っておきましょう。

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