【必見】認知症になる前に!今のうちに知っておくべき対策

”人生100年時代”とも言われる現代。

年をとるにつれ、心配なことが増えてきませんか?

恵子さん
子どもも大きくなり、旦那と2人暮らし。
この先認知症になったらどうしようかと心配になるわ…。

「もし自分が認知症になったら、どうすれば良いんだろう…。」

「認知症になって配偶者や子どもに迷惑をかけたくない…。」

れん
そんな方へ、認知症になる前に!
今のうちに備えておくべきことをご紹介します◎
恵子さん
んまぁー!!よろしく頼むわ!
登場人物

認知症とは?

認知症についてどんなイメージがありますか?
そうね、物忘れが多くなったり、出来ていたことが出来なくなったり…。とにかく切ないイメージよ。
うんうん。では原因が何か知っていますか?
脳の萎縮?というのはよく聞くわ。
その通りです。脳の病気だったり、様々な原因があります。脳の働きが徐々に低下することで認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態のことを”認知症”と呼びます。
認知症対策の前に、認知症の症状について説明していきます!

認知症の症状

大きく分けて2つの症状があります。

認知症の症状

中核症状…脳の障害によって起こる症状

周辺症状(行動・心理症状、BPSDとも呼ばれる)…中核症状と元からもっている身体要因、環境要因、心理要因などによって生じる精神症状や行動障害

なんだか難しいわ…。
中核症状が原因で周辺症状が発生するということです!
例えば、こんな感じです↓
例
理解・判断力の低下や失認、記憶障害(中核症状)の影響+空腹などの要因が重なり、食べてはいけないものが分からずに異食(周辺症状)してしまうなど…。

認知症の原因疾患

認知症には4つの代表的な種類があります。

認知症種類
認知症って4つも種類があったのね…!
そうなんです!認知症には4つの種類と種類によっての様々な症状があるんです。”物忘れ=認知症”だけではないので、”何かおかしい”と思ったら早めに受診することをオススメします。

認知症になりやすい人&予防策

認知症の予防は治療上は確立されていません。

ですが一度認知症になってしまうと、治ることは難しいです。

認知症にならないために、今のうちに出来ることは行っていきましょう◎

こんな人は要注意!

認知症になる原因は一概に「これが原因!」と明確に言えませんが、認知症になるリスクを高めてしまう行動はあります。

認知症のリスクを高める行動の特徴

・心配性
・怒りっぽい
・なんでも自分で行おうとする
・ネガティヴ
・食生活が乱れている
・運動や睡眠が不足している
・アルコールやスマホに依存している
・遺伝的要素

んまぁ!!私も主人にも当てはまるものがあるじゃない…!不安だわ…!!どうしましょうどうしましょう!!!
落ち着いて!!当てはまるからと言って必ずしも認知症になるわけではないから…!

予防方法

不安な気持ちばかりにならず、前向きに予防策を取り入れると良いですね◎

血管性認知症やアルツハイマー型認知症は、生活習慣病が関係しています。

・血管性認知症の原因は、高血圧や糖尿病、心疾患

・アルツハイマー型認知症の原因は、加齢や遺伝、生活習慣、病歴など

今、ご自身の生活はどうですか?
食事や睡眠、きちんと取れていますか?
生活習慣病を患っている方は、
継続して適切な治療を行っていますか?
認知症予防策

・食生活の改善
・運動習慣をつける
・人付き合いをする
・知的な刺激を取り入れる
・深酒をやめる

・たばこをやめる
・興味と好奇心を持つ

認知症になる前に!備えておくべきこと

お金やお家、財産のこと

認知症になると財産管理が難しくなってきます。

所有財産の管理をどうしてほしいか明確に記録に残しましょう。

いざという時に介護者が分かるようにしておくことが大切です。

土地とか保険とか、全部お父さんが把握してて私は何も知らないわ…!お父さんボケたら困るじゃない!
認知症になったら不動産の売却とか出来なくなります。そうなる前にお子さんたちと相談ですね!
加入している保険やその他重要書類など、医療や介護が必要になった際に使えるように分かりやすく整理しておくと良いですね◎
そして是非、パートナーとお子さんと情報を共有しておきましょう!

介護や医療、今後の生活に対しての自分の意向

認知症になり、自分の意志が伝えられなくなったらどうしますか?

そのときに備えて自分の意向を残しておきましょう。

延命治療の有無、どんな介護が希望か、どのような看取りをしてほしいかなど、

自分らしい人生が少しでも実現できるように、記録に残しておきましょう。

私だったら、在宅で見てほしい気持ちはあるけど、子どもたちや主人が大変なら有料老人ホームでも良いわ…。場所は地元が良いけどね!
リアルな意向で良いですね…。慣れた土地で暮らし続けたいですよね~

自分はどのような人なのか明記しておく

認知症の方を見ていると、「どうしてこんなことをするのだろう?」「この方は何が好きなんだろう」と思うことがよくあります。

趣味や好きな食べ物、性格、過ごしてきた習慣などを知ることによってその方の行動や心情の理解に繋がり、介護する側としても関わりやすく、サービスを提供しやすくなります。

あなたの趣味や性格、好きなもの、教えてくださーい!

ご自身が大切にしてきたこと、習慣、好きな事、好きな食べ物、趣味、性格など書いて残しておいたり、話しておいたり…

身近にいたご家族も分かっていることはあると思いますが、自分のことをよく知っているのは自分です。

将来、自分に合った介護やケアをしてもらうためにも、自分のことについて明確に書いて残しておきましょう。

介護現場で学んだ、何よりも大事なこと

健康に長生きするために、早めに認知症予防をしておくことは大事です。

ですが介護現場で働いてみて、それと共に個人的に大事だと思うことは、”家族と良好な関係性を築いている”ことだと思います。

介護が必要になった時、自分一人の力で生活することは難しいです。

そこで必ず関わってくるのが家族です。

自分で人生の選択が出来なくなったとき、代わりに選択するのは家族です。

自分の人生、家族が担うんです、すべて。

主人や息子夫婦、娘夫婦、孫…。きっとみんなにお世話になるわよね…。
そうですよ。特に嫁姑問題は結構難しく、まだまだ在宅で生活出来るのに認知症になったら施設へ出されてしまう…なんて方も。
キャー!そうなったら大変だわ!お嫁さんをもっと大事にしましょ…。

家族や周りの人を大事にすれば、必然と自分の人生にも返ってきます。

人の助けなしでは生きていけません。

何事も、今できることを、今のうちにやりましょう!

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