介護職は恥ずかしい?周りに言えない仕事?

介護士として働いているけど、周りに言うのが恥ずかしい…

なんて、少し思っていたことがあります。

皆さんはどうでしょうか。

でも介護の仕事をやってみると、そんな思いは消えました。

介護の仕事の大切さをご紹介していきます。

介護のイメージが悪い原因

どうして介護職のイメージがあまり良くないのか、原因を考えてみました。

排泄介助など汚いイメージあり

オムツ交換やパッド交換など、排泄介助があることで”介護職=汚い、臭い”

というイメージが付いてしまっていることが挙げられます。

私自身、最初は少しの抵抗やためらいがありましたが、排泄介助時は身体の健康状態(尿量、排便の有無、皮膚状態等)を把握する大切なタイミングでもあるので、しっかり状態観察しています。

便が出たら処理は大変ですが、出てないことよりもマシなので「出て良かった」と思うことの方が多いです。

大変な割に給料が低い

介護は仕事内容が大変な割に給料が低いです。

ですが、私からしてみれば保育士の方が給料が低いので、福祉職はやはり高級取りは難しいようです。

昼夜逆転の生活でも良ければ、夜勤専属になり、それなりに稼ぐことが出来ます。

仕方なく介護を選ぶ人がいる

介護の仕事に就く方は「どうしても介護で働きたかった」という方より

「働きながら資格が取れる」「介護くらいなら自分でも働けそう」と

ハードルを低く見積もって入ってくる方が多いです。

認知症高齢者大変そう

認知症の方が便をいじって壁に付けたり、徘徊して行方不明になったり、同じ話を何度も話したり聞いたり…

認知症高齢者との関わりが”大変そう”というイメージがついてしまっています。

認知症状も様々なので大変な方もいれば、穏やかな認知症の方もいらっしゃるので、様々です。

介護職は誰にでも出来るわけではない

介護の仕事は誰にでも出来るわけではない。

これは声を大にして言いたいです。

身の回りの世話を全部行っているわけではない

介護といっても、全てに対して介助をしているわけではありません。

今ある機能を低下させないように、出来ること・出来ないことを探り、見極めて対応していくのです。

1人ひとりの身体、認知面の把握が必要となります。

相手の理解、病気の理解

関わる(介助をする)上で、性格、身体・認知機能、生活リズム、既往歴、課題、今後の要望など、

把握することが大切です。

その方を”知る”ことで、必要な介助やサービスを提供することが出来ます。

相手の立場になって動く

相手の立場や気持ちを考えて動くことが大切です。

自力で動けない、食べられない、トイレに行けない、思いを伝えられない…。

自分がもしこの状態になったら、どんな関わりや配慮をしてほしいのか。

都度その方の立場になって、気持ちを考えながら動きます。

医療の知識も必須

高齢になると様々な病気を抱えている人の方が多いです。

軟膏の塗布、服薬介助など、介護士でも行える医療行為があります。

ただ塗布する、服薬介助するのではなく、なぜこの薬を塗っているのか、飲んでいるかの知識や

病気による禁忌行動なども理解して対応することが必要です。

緊急時の対応

高齢になると、突然倒れたり、不調になったりするリスクが高いです。

緊急時に冷静に対応する力が求められます。

介護の仕事出来る人は、優しい人

私が働いて思うのが、”介護の仕事する人は優しい人”です。

あと、”人が好き”なんだなとも思います。

イライラしてしまうような出来事の方が多いですが、皆それを飲み込んで

丁寧に対応している姿はさすがとしか言い様がありません。

もちろん中にはそうでない方もいると思いますが、基本皆さん優しいと感じます。

誇りを持つべき仕事

”きつい、臭い、汚い”と思われていることもありますが、

それだけが介護ではありません。

人が生きていくためには必要不可欠な仕事だと思います。

なので、誇りをもって仕事をするべきだと、私は感じます。

色々言われて大変かもしれませんが、頑張りましょう!

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