
介護現場や福祉の現場で言う”移乗介助”は、
介護が必要な人を車椅子↔ベッドなど、身の置き場を入れ替えるときに
使う言葉です。
移乗介助の基本的な注意点
1.事前準備をしっかり行う
- 環境を整える:車椅子やベッドの位置を調整し、動線を確保する。
- 靴やスリッパを確認:滑りにくい靴や室内履きを着用してもらいます。
- ブレーキの確認:車椅子やベッドのブレーキがかかっているか確認する。
2.本人の状態を把握する
- 本人の筋力や可動域を確認:どこまで自分で動けるか確認し、介助する。
- 痛みの存在を確認:痛みを感じる場合は無理に動かない。
- その他:貧血やめまい体調がないか声かけをしながら。
腰痛に気をつけて!
車椅子↔ベッドへの移乗時など、高さを調整することが大切です。
低すぎてしまったり、高すぎてしまったりすると腰に負担が大きいため、
自分が楽かつ安全に介助ができる高さに合わせて介助しましょう。