訪問介護とは?特徴について

訪問介護とは、高齢者や障がいのある方自宅で生活を続けられるように、介護スタッフ(訪問介護員・ホームヘルパー)が訪問し、日常生活の支援を行うサービスです。

訪問介護の主なサービス内容

訪問介護のサービスは「身体介護」「生活援助」に大きく分けて分類されます。

1.身体介護(直接、身体に触れて行う介助)

  • 食事介助
  • 入浴介助(全身・部分浴)
  • 排泄介助(トイレ・おむつ交換など)
  • さらに衣介助(服の着脱)
  • 体位変換(寝たきりの方の体勢を変える)
  • 移乗・移動介助(ベッドから車いすなど)
  • 服薬介助(薬の服用をサポート)

2.生活援助(家事や日常生活の支援)

  • 掃除・洗濯
  • 食事の準備・調理
  • 買い物代行
  • ゴミ出し
  • 生活必需品の補充

生活援助は、利用者本人ができる場合は介護保険の適用外になることがあります。

訪問介護の利用方法

  1. 要介護認定を受ける(市区町村の介護保険窓口で申請)
  2. ケアマネージャーと相談(ケアプラン作成)
  3. 訪問介護事業所と契約
  4. サービス開始(決められたスケジュールで訪問)

訪問介護の費用(介護保険適用の場合)

訪問介護は介護保険が適用され、自己負担は原則1~3割です(結果に応じて異なります)。

例、要介護2の方が週3回30分の訪問介護を受ける場合、

  • 1回あたり約250円(1割負担の場合)
  • 1ヶ月あたり約3,000円程度

訪問介護のメリット・デメリット

✅メリット

  • 自宅で介護を受けられる
  • 家族の負担が軽減される
  • 必要な支援だけ受けられる

❌デメリット

  • 医療行為(注射・点滴など)は対応不可
  • 24時間対応ではない(夜間・緊急時は別のサービスが必要)
  • 訪問時間が制限されている

まとめ

訪問介護は、自宅での生活を支える重要なサービスです。 これからも要介護認定を受け、ケアマネージャーと相談して適切な支援を受けることが大切です。

👉もっと詳しく知りたい場合は、お住まいの自治体の介護保険窓口地域も含めた支援センターにご相談いただければ幸いです。

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