旦那の親、介護のお金は誰が払う?嫁が直面する負担と対策 

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義父母の介護費用、負担してほしいって話が出てるけど
正直…

払いたくなーい!!!!!!!!!

義父母の介護が必要になり、
「介護費用を負担してほしい」と言われた際の対応についてご紹介します。

にゃんこ先生
悩んでいる方はぜひ見てにゃ♩
こんなお悩みありませんか?

・義父母や義兄弟に経済的余裕が無く費用の支払いを求められる
・子育てや住宅ローンがあり、介護費用に回す余裕が無い
・介護費用負担したくないと言いたい

✅当記事を読むことで解決すること

◎ 介護費用を負担しなくて良い方法
◎ 義父母で介護費用を捻出する方法
◎ 介護費用に関する相談先

◎ 自分たちの未来に備えた資産作り

🖋この記事を書いた人

 ren

介護現場で働く現役管理者 
FP2級取得、保育士資格もあり。
多方面からの悩みにお答えします♩

そして僕が当ブログを案内するにゃんこ先生にゃ!

義父母の介護費用は負担したほうが良いの?

義父母の介護費用は負担しなくても大丈夫にゃ

無理はしなくて大丈夫

親の介護は民法上、原則として子どもは親の介護を見る義務があるとされていますが、

”自分の生活を維持した上で可能な範囲で、経済的な支援を行う義務”が主です。

家庭の経済状況によっては無理しなくて大丈夫だよ!ってことにゃ!
でも義父母は本当にお金が無いよ!だれか支援してあげないと…。

”年金の範囲内”で考えてもらう

介護度が出ている人は、ケアマネに義父母自身が対応できる”年金の範囲内”で介護サービスを組んでもらいましょう。

リアルな介護現場の声

資産売却して介護費用作り

”お金が無い”そんな時は、義父母の資産を売却しましょう。

もし施設入所が決めれば家や土地を売却したり、
リバースモゲージを利用したりと、資産から介護費用を捻出する方法はあります。

山奥の売れそうにもない家なんだけど…。
まずは買い取り業者に相談にゃ!

土地や家の売却に関することはこちら↓

ワケガイのおすすめポイント

・全国47都道府県対応
・エリアを問わず無料査定!
・査定だけでも無料!査定&買い取りのスピードが速い

注意すべきポイント

資産の売却などの提案は、嫁から伝えるのではなく、”旦那から伝える”ことです。

嫁から言うとトラブルになりかねないため、表立っての言動は慎んで、裏で旦那さんをサポートしましょう。

こんな方は費用負担しないで!

・子育て中
・住宅ローンがある
・車のローンがある
・日々の生活費だけでも精一杯

特に子育て中の方は、学費や習い事などお金がかかります。

こんなことを言っては酷ですが、先が短い方より、未来ある子どもたちのためにお金を使った方が断然良いです。

お金が無いということは、子どもにも”我慢”させることになります。
親が切羽詰まった顔をしていると子どもは空気を読んで、気を遣うこともあります。

また、親のイライラは子どもに自然と伝わっています。

そうならないためにも、介護費用の負担はしないように。そして、自分たちの資産と家庭を守りましょう。

自分たちの資産を守りつつ、義父母の介護費用をどうにかするために、行政もしくはお金のプロに相談しましょう。

相談先はどこ?

資産を守るプロ!FPに相談

FPに相談するメリット

◎お金の悩みに対して解決策を導いてくれる
◎自分たちのライフプランを見直すことで将来に安心感が持てる
◎窓口に行かなくてもネットで気軽に相談できる

▶自分たちの将来設計について

FPは自分たちに合ったライフプラン(将来設計)を立ててくれます。

ライフプランを立てることで、教育費や住宅購入費、その他大きなライフイベントで起きる支出に備えることが出来ます。

これによって、将来への漠然とした不安感が無くなるにゃ!

\ライフプランを立てるメリット/
①自分たちの収支の”バランス”が整理できる
②ライフイベント(大きな支出)に備えることが出来る
③旦那と資産設計をイメージを共有できる
④将来の相続・資産管理への備えができる

FPだからこそ、中立な立場で資産運用についてアドバイスすることが出来ます。

また、夫婦だけで話すよりも第三者を挟んで話し合った方が冷静に物事を考えることが出来るためFPに相談することはオススメです。

▶おすすめのFPサイト

リクルート運営の無料FP相談サービスでは、全国の信頼できるファイナンシャルプランナーから、自分に合った専門家を選ぶことが出来ます。

オンラインまたはカフェで無料相談を受け付けています。

ネットからFPを指名して簡単に予約することが出来ます↓

制度を活用!行政に相談

行政に相談するメリット

◎公的支援制度を漏れなく教えてもらえる
◎ケアマネや施設紹介など、専門家に繋げてくれる
◎介護保険サービスについて教えてくれる
◎生活保護、介護放棄を未然に防ぐ支援も可能

▶相談先

相談先主な対応内容
地域包括支援センター✔ 介護保険の申請・利用方法の案内
✔ 高齢者の生活全般(お金・制度・ケアマネ紹介)✔ 家族の負担軽減の相談可
市区町村の福祉課/介護保険課✔ 介護保険サービスの申請状況や自己負担割合の確認
✔ 生活保護・介護保険負担限度額認定の案内
社会福祉協議会✔ 緊急小口資金や福祉資金の貸付(低所得者向け)✔ ボランティアや地域資源の紹介
民生委員(地域の担当者)✔ 家庭訪問や生活状況の把握
✔ 市役所へのつなぎ役・簡単な助言

✅どんな返答が期待できる?

1、介護保険制度の説明と申請のサポート

  • 義父母に要介護認定が下りていない場合、申請方法を案内されます。
  • 自己負担割合(1〜3割)も含めた「介護保険の限度額」を教えてもらえます。

2,経済的に困窮している場合の支援制度案内

  • 介護保険負担限度額認定証」を申請すれば、食費や居住費の軽減が可能な場合あり。
  • 所得・資産が一定以下なら、生活保護の案内もされることがあります。

3. 扶養についての案内(ただし、強制はしない)

  • 「家族に協力をお願いすることもあります」と言われることがあります

義父母を旦那の扶養に入れることで税制上のメリットはあります。

介護費用はいくらかかる?

介護費用がどのくらいかかるのか、1か月平均額を出してみました。

在宅介護者の利用料一例

費用項目月額目安(円)備考
介護保険サービス利用料4万8,000円要介護度によって変動
介護用品(おむつ・防水シート等)5,000~10,000円消耗品。必要度により差がある
食費(特別食や宅配弁当等)1万〜2万円介護食や配食サービスを利用した場合
光熱費・水道代3,000〜5,000円在宅時間増で上昇
医療費(通院・薬代など)1万円前後慢性疾患の治療や訪問診療があれば増加

介護保険サービス利用料は高めの設定となっています。
要介護度に応じて、介護保険でカバーできる利用回数が変わってきます。

合計目安:月7万円~10万円前後

※この金額は「自己負担1割前提」で計算しています。
※要介護度が上がると、訪問介護・訪問看護などの利用が増え、さらに高くなる傾向があります(12万~13万円程度まで上昇)。

介護保険の自己負担割合(1~3割)によって金額も変わってきます。

施設入所の利用料平均

施設種別月額利用料の平均相場備考
特別養護老人ホーム(特養)約13万円介護保険適用。要介護3以上が対象。入居待機者が多い。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)約16.3万円自立~要介護者向け。介護サービスは外部提供。食費・管理費を含む。
介護付き有料老人ホーム約28.9万円24時間体制の介護サービスを提供。入居一時金が高額な場合も。
グループホーム(GH)約14.1万円認知症対応型。少人数制で家庭的な環境を提供。

※上記の金額は、食費や管理費などを含む月額利用料の平均相場です。実際の費用は地域や施設の設備、サービス内容によって異なります。

相場的には+αでもうちょっとかかるイメージにゃ!

施設選びの際には、費用だけでなく、提供されるサービス内容や施設の雰囲気、立地なども考慮することが重要です。

実際の施設入所の利用料一例

私が働いている施設(サ高住)だと、サ高住の費用+デイサービスやヘルパー、訪問看護、福祉用具レンタルなどの費用合わせて23~25、6万円程です。(結構個人差はあります)

介護度別、介護保険でカバーできる費用の限度額表

要介護度支給限度額(月額)自己負担額(1割)自己負担額(2割)自己負担額(3割)
要介護1約167,650円約16,765円約33,530円約50,295円
要介護2約197,050円約19,705円約39,410円約59,115円
要介護3約270,480円約27,048円約54,096円約81,144円
要介護4約309,380円約30,938円約61,876円約92,814円
要介護5約362,170円約36,217円約72,434円約108,651円

※平均的な目安になります。

支給限度額…1か月あたりの介護サービス利用費の支給上限額
自己負担額(1割、2割、3割)…自身の自己負担割合いに応じた実際の自己負担額

義父母を10年介護すると費用はいくら?

介護スタイル月額費用/人年額/2人10年総額備考
在宅介護(中程度)約7万円約168万円約1,680万円デイ・訪問介護・看護・介護用品を含む
特養入所約13万円約312万円約3,120万円要介護3以上、入所待ちあり
有料老人ホーム約28万円約672万円約6,720万円高額。入居一時金別に数百万円かかる場合あり
グループホーム約14万円約336万円約3,360万円認知症特化。小規模施設

在宅か施設入所から大幅に金額が変わりますが、介護費用だけでもかなりの金額がかかる予定です。

また、高齢になると通院費や入院費などもあるため、実際はこの金額以上かかることを想定しても良さそうです。

義父母の貯蓄額を把握する方法

・介護サービス利用時、資産状況をケアマネと一緒に把握する
・介護サービスの利用料引き落とし口座を管理させてもらう

介護サービス利用時に乗っかり、自然な流れで資産を確認できるようにすると良いです◎

ただし、これも旦那側から言ってもらう必要があります。

旦那が義父母の介護費用負担しようとしている

必ずしも止めましょう。

いつまで支払うか分からない介護費用を自分たちで負担することは、後々お金が無くなった時に夫婦間のトラブルになりかねます。

旦那への話し方

①旦那が義父母のことを心配している気持ちに共感
②でも子どもも含めた自分たちの将来の生活も大事
③行政やお金に関する専門家にまずは相談

いきなり「ダメダメ!」と否定するのも夫婦関係に傷を与えかねないため、

まずは共感から入ると良いでしょう。

共同貯金からはNG!個人の小遣いから

・家計に余裕がある
・旦那が絶対に義父母の介護費用を負担することを譲らない

そんなときは、あなたとの共同貯金から出すのではなく、旦那の小遣いから出すように伝えましょう。

自分たちの生活について話し合う

これからの自分たちの生活、子育てについての見通しを話し合いましょう。

収入や出費額、進学費用など、一度ライフプランを見直してみることも大切です◎

夫婦間で話すと話し合いがヒートアップする可能性があるため、お金のプロであるFPに相談することで話がスムーズにまとまりやすくなります。

義父母の介護について話し合う

義父母の介護について思っていることを教えてもらいましょう。

兄弟間で話し合うと介護の押し付け合いのようになってしまう可能性もあるため、あらかじめ夫婦間で、義父母の介護をするなら譲れない部分やここなら協力できるという点を話し合って決めておきましょう。

旦那が義父母の介護費用を負担していた

すでに旦那が義父母の介護費用を妻に内緒で負担していた場合について。

”立替分”を義父母に請求する

すでに支払っていた分を”立替分”として請求するように伝えましょう。

もし難しいようであれば、今後支払いはしない旨も同時に伝えましょう。

義父母たちで賄えない額なのか確認する

負担していた額がいくらなのか確認し、義父母たちの資産から賄えなかったのか確認しましょう。

もし賄えるような金額であれば、お金を返してもらいましょう

まとめ

✅ 義父母の介護費用は、義父母で捻出
✅ FPや行政にお金について相談

お金はとっても大切です。

介護現場で働いて思うことは、「お金がないと何もできない」です。

良いケアを受けることも、良い施設に入ることも、残された人生良いものを食べることも、出来ません。

お金が無いことで、住み慣れた施設から出て安い施設にうつることもあります。

自分たちも将来に向けて資産作りをするためにお金の専門家であるFPに相談して、時々ライフプランを
見直すことが大切です。

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