老後の介護、今から備えておくべきこと7選

老後に介護が必要な方の割合は

80歳前半は約3割

85歳以降は約6割とされています。(公益財団法人生命保険文化センターより)

介護が必要になったときに
今後の事を考えるのでは時すでに遅し!

老後の介護に向けて、
・本人が備えておくこと
・親や身内の介護に備えておくこと

の2視点に分けて7選お伝えしていきます。

こんな方にオススメの記事です

・老後、(自分自身や親、身内)介護が必要になったときが不安だ
・老後、不自由なく過ごせるようにしたい
・将来の不安要素を軽減しておきたい

本人が介護に向けて備えておくこと

もし自分が病気や加齢の影響で介護が必要になったら…?

”自分は大丈夫”と思わず、今から記してあることを考えてみましょう。

健康維持

適度な運動

「歩けないのが本当に切ない…」

介護現場で働いていて、多くのご利用者様が言われる言葉です。

中でも下肢の筋力が落ちて、自力歩行が難しくなると

・自分で好きに外出できない
・入浴やトイレなどプライベートな行為すら介助が必要

「自分のことも自分で出来ないなんて…」
と本当に切なそうにされます。

そうならないためにも、適度な運動をするにゃ!

ウォーキングやストレッチなど、簡単に出来ることから始めましょう♩

座りっぱなしのときにはつま先上げやかかと上げ、足首回しや足ふみなどで

少し動かすだけでも違いますよ◎

身体に良い食生活

美味しいものが沢山ある現代。
つい食べすぎてしまうことはありませんか?

お酒や揚げ物、甘いもの。誘惑はたくさんありますが、これらを日常的に摂取していると

糖尿病や高血圧症、腎臓病、心筋梗塞、ガンなど

病気のリスクは高まります。

1日3食、バランスの良い食事を心がけるにゃ!

正しい生活リズム

夜遅くまで起きて、朝遅くまで寝てる。なんて、不規則な生活を送っている方はいませんか?

生活が不規則になると、日中眠かったり、だるかったりとすっきりとした1日を過ごすことが出来ません。

朝早く起きて、お日様の光を浴びること。
3食決まった時間に食べること。早寝早起きすることを大切に、

正しい生活リズムを送るよう意識していきましょう。

老後資金の確保

貯蓄

貯蓄が多くあることで、今後の生活に安心をもたらしてくれます。

精神的にも安心するため、貯蓄は多いに越したことはありません。

もし介護が必要になったときのことを考えて、施設に入所して生活できる分は

とっておくと良いですね◎

貯蓄は大事にゃ!!!

保険

生命保険や医療保険がありますが、今は認知症保険なるものもあります。

介護が必要になったときにお世話をしてくれる人や残された人のために

保険に入るのもありです。

加入している方は、どんな保険に入っていて、どんなときにどんな保障があるのかを

再確認して、万が一の場合に使えるようにしておくと楽ですね。

理想の老後を考える

もし認知症や病気になり、自分の意思をうまく伝えられないときが来た場合。

あなたの老後を握るのは、子どもか身内か、または成年後見人になります。

最期まで自分らしく過ごせるように、理想の老後について考えておく必要があります。

・延命は望むのか(経管栄養や人工呼吸器など)
・自宅で過ごしたいか、施設に入りたいのか
・積極的な治療を望むのか

老後の意向があることで、介護者はそれに沿った介護をしてくれるはずです。

入りたい施設検討

介護施設に溢れる現代。それでも順番待ちしている方も多くいます。

施設にも種類がありますが、もし今後身内の手を借りずに生きていきたいというのであれば

施設見学や検討してみても良いかもしれません。

親や身内の介護に向けて備えておくこと

突然、親や身内に介護が必要になったらどうしますか?

それもあなたしか介護をする人がいない場合。

そんな状況に備えて、親や身内の介護に備えておくことをご紹介します。

備えあれば憂いなしにゃ!

親や身内に介護が必要になったときの考えを聞く

病気や加齢の影響により、介護が必要になったら…

・なるべく最期まで在宅で過ごしたいのか
・大変だったら施設入所しても良いのか
・積極的な治療や延命治療は望むのか

など、介護に対する意向を聞いておくと良いです。

認知症や病気で意思疎通が難しくなった場合に、改めて意向を聞くのは難しいから、元気なうちに聞いておくにゃ。

今からたくさん関わり、介護予防

介護現場で働いてみて、3世帯で過ごしている方は頭がしっかりしていて元気な印象が多いです。

日常的な人との関わりは、健康的に過ごす秘訣の一つだと言えます。

会って話して、時には外出して、たくさん関わることで介護予防に努めましょう。

家事を手伝ってもらったり、手先を使うことをやってもらうと認知症予防に効果的にゃ!

介護をすることになったとき、自分の居場所を考える

介護を担うとしたら、もしかしたら自分の住まいを変えなければならない可能性もあります。

一緒に住んでいたり、近場に居れば良いですが、遠かった場合‥‥。

同居するか、通うか。はたまた介護サービスを使ってなんとか凌ぐか。

自分の居場所についても考える必要が出てくることもあります。

まとめ

自分が介護が必要になったときのために備えること

・健康維持
・老後資金の確保
・理想の老後を考える
・入所施設検討

親や身内の介護が必要になったときのために備えること

・介護が必要になったときの考えや意向を聞く
・今からたくさん関わり、介護予防
・介護することになったとき、自分の居場所について考える

「介護なんて、まだ大丈夫だよ」

なんて思わず、早め早めに備えておくことで自分や周りの安心に繋がります。

なるべく元気で過ごせるように、努めることが一番大事です!

今からでも意識して生活しましょう◎

頑張るにゃ!
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