・老後のお金について考えることがある
・お金に困らず幸せな老後を送りたい
・今のお金の使い方を見直したい
・老後への備えとして今するべきことを知りたい
目次
老後にかかるお金はいくら?
家計調査による2022年に出された老後にかかるお金は
1人暮らしで15万5945円
2人暮らしで26万8508円
1人暮らしで、60歳で退職して90歳まで生きるとしましょう。
15万5945円×12か月=1,871,340円 1年でかかる金額
1,871,340円×30年=56,140,200円 30年でかかる金額
仮に退職金が2000万円あり、年金収入があったとしても
貯蓄が3000万~4000万円なければ、生活は成り立たないように感じます。
もし80代後半から施設に入居するとなると月の金額はもっとかかってしまうこともあります。
年金収入のメリット・デメリット
年金収入のメリット、デメリットについて紹介していきます。
メリット
・収入があることで安定した生活を送ることができる
・生活の質を保てる
・医療や介護にお金を使える
・働けなくてもお金がもらえる
年を取って働けなくなっても、年金があることで一定の収入を得ることが出来て助かりますよね。
心身ともに安定した生活を送ることが出来ます。
デメリット
・年金が多い分、税金や医療・介護保険料が高くなる
・年金が少ないと、出費が多い人は生活が厳しい
年金が高くても低くても、様々なデメリットを感じることも。
年金が一定の金額を超えると課税されたり、年金以外の収入も含めて
現役世代並みの収入があると医療や介護保険料が高くなります。
貯蓄が多いメリット・デメリット
メリット
・収入が少なくても貯蓄があれば生活できる
・精神的に安心する
・貯蓄が多いだけでは税金はかからない
貯蓄はあったことに越したことはないです。
デメリット
強いて上げるとしたら認知症になった際にお金を引き出せなくなることです。
ですが、年金にも同じことがいえるので貯蓄に限ったデメリットではありません。
年金と貯蓄、どっちが多い方がいい?
どちらも多いに越したことはありませんが、
貯蓄が多い方が、余計な税金を払わずに済むので、私は貯蓄を推します。
将来、医療や介護が必要になることは十分ありえるので、
今から貯蓄をがんばりましょう。
若いうちからするべきこと
とにかく貯蓄!この言葉に尽きます。
以前職場で億の貯金を持つご利用者様がいました。
その方は介護サービスを十分に受けることができ、買い物に行った際には
好きなものを買って帰ってくるなど、ご自身の好きなように過ごされていました。
どのように資産形成したかというと、投資で増やしたそうです。
仕事での収入+αで他に収入が得られるもの(不労所得が望ましい)があると良いですね。
医療費や介護費用は1~3割負担と言えども、年を重ねるにつれて必要なケアやサービスは増えていく一方です。
自分が老後、十分なサービスや医療を受けたいのならば
いまから貯蓄一択です。
自分のライフスタイルや将来の計画に応じて、どちらを重視するかを考えることが大切です。何か他に気になることがあれば、いつでもお聞きください!