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様々な介護サービスが多く存在する現代。
よくある、そしてよく使われる介護サービスの一つ”デイサービス”とは何をするところか、種類や役割について分かりやすく解説します。

・デイサービスへの就職を考えている
・親をデイサービスに通わせるか考えている
・デイサービスについて知りたい!
目次
デイサービスとは?

高齢者が日中の一定時間、施設に通所して様々な支援を受けるサービスです。
要介護者やその家族にとって負担を軽減し、利用者が自宅で安心して暮らせるように支援することを目的としています。
誰でも利用できるの?
誰でも利用できるわけではありません。
デイサービスを利用できる方は、要支援1、2、要介護1~5の介護認定を受けた方に限ります。
特養や老健、有料老人ホームなど、他施設との違いは?
特別養護老人ホームや老人保健施設、有料老人ホーム等の他施設との違いは、通う施設であることです。
特養や老健、有料などは基本その施設に住む、または長期間滞在することになります。

デイサービスとは何をするところ?1日の流れ
どんなところなのか、イメージしやすいようにデイサービスの1日の流れをご紹介していきます♩
送迎
施設にもよりますが、7:30や8時頃から順次ご自宅へ送迎に伺います。
お迎え時間は人によって決められた”サービス提供時間”によって異なります。

お迎えに来る人は運転手さんか職員か、各デイによって異なります。
・送迎時にはご利用者様の表情や状態などよく観察しましょう
→ご自身で発熱や体調不良に気付かない方もいます。
・持ち物や服飾品を覚えておいた方が◎
→「カバンを持ってきたけど無くなった!」なんて騒がれる方もいます。(実際には持って来ていない)何を持ってきたか送迎した職員が覚えておくと助かります。
バイタルチェック・健康確認
朝来たらお茶を一杯飲んで、バイタル測定があります。
検温、血圧、Spo2を測定し、健康状態を確認します。
・バイタル測定し、体温、血圧、Spo2の数値が高かったり低い場合は看護師や周りの職員に報告
朝の会・午前レク
利用者様が揃い次第、朝の会や午前のレクリエーションが始まります。
レクの内容はデイによって様々ですが、脳トレや体操をしたり、各々趣味活動をしたり、
デイの特色によって内容は変わってきます◎
入浴
身体の状態に応じて一般浴か機械浴で入浴していただきます。
・複数人が入れる大浴場のような湯舟。家庭で入るようなユニットバスがある施設もあります。(個浴)
・ご自身の足で浴室へ行ける方、車椅子だけれども座位を保つことが出来る方が利用できます。
・機械の操作により寝た姿勢や座った姿勢でも入れるお風呂。
・自力での入浴が困難な方、寝たきりで座位を保つことが難しい方は機械浴で入浴します。
職員は入浴の際に洗身洗髪の介助はもちろん、皮膚状態の観察もします。
入浴時はご利用者様の全身状態を確認できる大切な場なので、床ずれや発赤疹などの皮膚トラブルを見つけた際にはご家族にお伝えし、指示を受けて処置していきます。

昼食
11:30や12時頃から昼食となります。
飲み込む力が弱い方や誤嚥しやすい方は、食事を細かく刻んだものやミキサーにかけてペースト状にしたものなど、
各ご利用者様の嚥下状態に応じて、食べやすい食事形態での提供となります。
昼食時には必要な方には食事介助、服薬介助を行っています。(薬は飲む時間にもよります)
午睡
食後は大体1時間程、午睡や食休みの時間となります。
寝る方や、起きている方それぞれです。
また、デイによっては全員休息を取れるように簡易ベッドが敷かれるところもあります。
午後レク・機能訓練等
14時頃から午後レクが始まります。
職員が考えたゲームやおやつづくり、時には外出やボランティアさんが来てくれるなど、デイの特色によりそれぞれです。
機能訓練指導員の指導のもと、個別で機能訓練をする方もいます。
おやつ
15時になったらおやつを食べて、お茶を飲んで、ゆっくりします。
帰宅
時間になったら、お家まで送迎してもらえます。
1日の様子が書かれた連絡帳があるので、お家の方も活動内容を把握できます。
デイサービスの種類について
デイサービスは4種類あります。以下説明していきます。
一般形デイサービス
通常みなさんが想像されるデイサービス。上記の1日の流れは一般形デイサービスでの過ごし方です。
3種類の規模があります。
大規模…1日25名以上の利用が可能
通常規模…1日19名以上の利用が可能
小規模(地域密着型)…1日18名以下の利用が可能
人数が増えるにつれて、活気が溢れるイメージです。
小規模は穏やかでアットホームな印象なので、騒がしいところは嫌だという方にとってオススメです。
✓ 他者交流をしたい
✓ 活動の中で趣味や特技を生かしたい
✓ 入浴目的
✓ 心身機能の維持向上をしたい
認知症対応型通所介護
認知症に特化し、専門的な対応をしてくれるデイサービスです
1日の流れは一般形と変わりはないです。
認知症に特化している分、利用料が一般形より高くなります。
✓ 認知症状が重い
✓ 認知症状により、日中見守りが必要な方
✓ 少人数で落ち着いた場所が良い方
認知症対応型通所介護について
引用:厚生労働省
療養型通所介護
難病等の重度介護者やがん末期の方など、医療的ケアが必要な方が通うことができます。
定員は18名以下なので、1人ひとりに合った処置やケアを受けることが出来ます。
✓退院後、在宅で過ごすが医療ケアが必要な方
✓医療と介護、両方のケアが必要な方
療養型通所介護について
引用:厚生労働省
リハビリ特化型通所介護
リハビリや体操をして身体機能の維持向上をしたい方向けのデイです。
機能訓練指導員が中心となって、機械などを使った筋トレやリハビリメニューを受けることが出来ます。
✓リハビリや体操をして体を動かしたい
✓体を動かすことが好き
✓体を鍛えて老化予防、筋力低下を防ぎたい
それぞれに合ったデイサービス選びが大切
働くにしろ、利用するにしろ、それぞれに合ったデイサービス選びをすることが大切です。

利用される方に合ったデイサービス選びをするためには、パンフレットをみるだけでなく、
実際に事業所へ見学に行くことが一番です。
良いデイサービスに出会えますように!