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親や義父母の在宅介護に限界に感じていませんか?

少しでも気持ちや介護が楽になるように、現場のリアルな介護状況を踏まえて
解決策をお伝えしていきます。
・親や義父母の介護に限界を感じている
・仕事、生活、介護でいっぱいいっぱい。余裕が無い。
・この先どうすればいいか分からなくて辛い。
・介護を手伝ってくれる、または助けてくれる人がいない
・とにかく介護から逃げたい
目次
介護が限界な理由
まずは自分が介護のどこに限界を感じているか理由を明確にしてみましょう。
包括やケアマネへ相談するときに役立ちます。
身体的な限界
介護では排泄介助や入浴介助、ベッドや車椅子間の移乗介助など、身体的負担が大きく限界を感じることが多々あります。
介護士もそうですが、介護では膝や腰を痛めがちです。
特に在宅介護では設備が揃っていない分、身体的に限界を感じやすいです。
また、1人ですべてをこなすとなると、例え若かったとしてもどこかしら体を痛めます。

精神的な限界
在宅介護をすることで段々と自分の時間が無くなり、それと同時に余裕もなくなり、精神的な限界を迎えます。
また、親が弱っていく姿や変わっていく姿を受け入れられなかったり、自分のことや家庭のことが疎かになっていったり…。
完璧を求める人ほど、精神的に追い詰められます。
終わりの見えない介護に、絶望してしまう方もいるでしょう。
経済的限界
介護サービスや介護用品はお金がかかります。負担額は1割や2割でも、積み重なると大きいですし、収入減が年金のみのお年寄りをお世話するには足りない場合も考えられます。
特に「特養やグループホーム、老人ホームなどを考えているが費用がかかるから入れられない」と
費用を気にして在宅介護を続ける選択を取られる方もいるかと思います。
他記事で介護費用負担軽減制度についてまとめてあるので、ぜひよければチェックしてみてください。↓
仕事から帰ってきたら介護
仕事から帰ってきて休む暇もなく、食事作りや排泄介助、食事介助、などの介護。
時には介護される側に文句を言われる場合も。
休息すらまともにとれず、疲労がたまっていく一方です。
当たりが強くなってしまう
ついイライラして「こんなこと言いたくないのに」と思いながらも当たりが強くなってしまうなんて方も。
逆に病気の影響で性格が変わってしまったり、元からの性格に加えて身体が不自由なことに介護を受ける側がイライラして介助者に当たってしまうパターンもあります。

いつまで介護が続くか分からない不安
いつまで介護が続くのか、先が見えない不安が介護者の気持ちを大きく圧迫します。
終わりが見えないことほど、しんどいものはないです。
本人の介護拒否
介護を受ける側のプライドが高く、介護拒否があることで
介護サービスの導入ができないパターンもあります。
なんとかデイサービスのお試しをしても、やはり拒否がありサービスの導入が難しいなんて話もあります。
親戚や家族が介護サービス利用に消極的
介護を担っていない人ほど「介護サービスはお金がかかるから必要ない」「まだサービスを使うレベルではない」「家で出来ることは家でどうにかする」など無責任なことを言いがちだったりします。
介護者の負担も考えず、身勝手なことを言う身内がいると介護サービスを使いたくても使えない状況になることもあります。
特に義実家との関係性を気にして、強く言い出せないこともあります。
在宅介護に限界を感じた時の対策と支援

「もう在宅介護は無理、限界…。」
そう感じた時、いや、感じる前にすぐに動いてほしいです。
あなたのためにも、介護を受けている方のためにも。
以下に対策と支援について記します。どれでも良いので是非実践してみてください。
地域包括支援センターへ相談
地域包括支援センターでは地域の高齢者が安心して暮らせるように相談受付や適切なサポートが受けられるよう調整してくれます。
・自分だけで在宅介護をしており、限界である
・介護サービスについて知りたい&使ってみたい
・身内や介護される側がサービス利用に消極的
ケアマネへの伝え方を変える
”介護の現状や大変さ、どうしてほしいか”をケアマネにしっかりと伝えましょう。
すでに介護サービスを取り入れているが、それでもしんどい方はぜひ一度サービスの見直しを検討してみてください。
ケアマネは家族や本人の意向、介護の現状をヒアリングし、必要なサービスを取り入れてくれます。
つまりご家族の伝え方次第でサービス内容は変わっていきます。
・以前より介護が大変になってきたため、介護サービスを増やしたい
・前介護認定を受けた時より状態がかなり変化しているため(歩けていたのが歩けなくなったなど)、区分変更申請したい
施設入所をする
「もう家で見るのは無理」
在宅介護に限界を感じたら施設入所を検討するのも一つの手です。
特養、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等、多様な入所施設があります。
料金や各施設の特色もあるため、ケアマネと相談しながら探す形となります。
様々な思いがあり、踏み切れないご家族も多いと思いますが、
共倒れになってしまうよりは良いと、個人的には思います。
・心身ともに限界
・顔を見たり声を聴いたりするとイライラしてしまう
・先のことを考えると気持ちが重い
・自分の時間をちゃんと確保したい
いつまで家で見るべき?
在宅介護をしていると「いつまで介護が続くんだろう」と終わりの見えない介護に目の前が暗くなることがあります。
介護を受ける側のADLなどは”今”の身体状態が永遠と続くことはありえません。
どこかのタイミングで歩けなくなったりご飯を食べられなくなったり話せなくなったり、衰えていきます。
そのとき、自分が対応できるかどうか。

何事もそうですが、「この方法しかない」なんてことは無いです。
誰かに相談していく中で視野を広げながら考えてみましょう。
「施設に預けたいけどお金が無い。本人や親族が拒否する。」
→諦めずにケアマネや地域包括へ相談しましょう。
「動けなくなっても大切な家族だから、最後まで在宅で見る。」
→必要な介護サービスを都度追加、変更してもらい双方の負担軽減を図りながら、在宅を続けられるように調整していきましょう。
「どうすればいいか、何が最適なのか分からない」
→ご自身の気持ち、介護を受ける側の気持ち、金銭面など、様々な側面で考えてみましょう。
いつまで家で見るべきなのか、ケアマネや介護に関わるスタッフは助言は出来ますが、最終的なをするの判断はご家族です。
先々のことを考えて、どうするのが最適なのか。優先すべきことを紙に書きだして、思考を整理しながら考えてみてください。
在宅介護経験者が思う、一番限界だったとき
私が思う、在宅介護で一番大変だったときは”認知症状を患いながら動ける状態”の時が一番限界を感じました。
主な介護者は祖母と母で、時々私が手伝っていました。(デイやヘルパー、訪看、ショートステイも利用していました)
祖父がどこかへ行ってしまわないように、家の中を徘徊しているときは部屋へ誘導したり、
夜間大きな声で誰かを呼んだりトイレへ行ったりする音に悩まされながら眠りについたり
予期せぬタイミングで、自分の時間を割いて祖父に対応しなければならないことが苦痛でした。
寝たきりになったときは、祖父に関わる時と言えば排泄介助や体位交換、移乗くらいになったため、突発的に対応しなければならないこと(徘徊など)が減ったことが以前より少し介護が楽になったと感じました。
施設に入所させる負い目は感じなくて良い
施設に入所させる負い目は、感じなくて大丈夫です。
今まで支えてきてもらった分、世話をするのは大切なことですが、あなたの人生も大切です。
もちろん、親や義両親のことがどうでもいいと言っているわけではありません。
別の場所に住みながら、適宜必要な介護を受けているという状況に変わっただけです。
面会も出来ますし、時には一緒に外出も出来ます。むしろその時は今より余裕をもって接することが出来ることでしょう。
施設選びが大切になってきます。何件も見学に行って、管理者とよくお話して、合った施設選びが出来ると良いですね◎
絶対にしてほしいこと
在宅介護をしている方、「もう限界」と思ったら絶対にヘルプを出してください。
あなただけが無理する必要なんて絶対ありません。
介護はみんなで考えて、協力していくものです。
あなたを助けるためには、あなたからのヘルプが必要です。
どこでもいいので相談してみてください。”限界”に感じている内容を吐き出してくださいね。