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「保育士辞めたい…」
保育園で勤務していたとき、毎日そう思っていました。
特に新卒の頃は毎日が辛くて、嫌で、出勤が鬱でした。
今回は
・保育士を辞めたかったときの心情&理由
・どうやって辞めたか
・託児所に転職した結果
をご紹介します。

✅保育園で働くのを辞めたい
✅子どもは好きだけど、保育が辛い
✅どうすればいいか分からない
保育園勤務時代、辞めたかった理由
仕事のスピードについていけない
日々の保育に加えて、月ごとの行事、書類等、仕事量が多く、周りの先生方の仕事のスピードに
ついていけませんでした。
また、新卒のときは自分が担当になっていた仕事をどう処理して良いか、誰に相談して良いか分からず、
仕事に取り組むことが遅くて度々周りの先生方や園長先生を怒らせていました。
持ち帰り仕事多すぎる
制作物やおたより等、絶対に業務時間内では終わらないため、持ち帰り仕事をする日々でした。
家に帰っても心身ともに休まらず。休日も仕事する日々。
終業後も、休日も、仕事と離れることのない日々が苦痛でした。
給料安すぎ
こんなに頑張ってるのに手取り14~16万(良いときで)程でした。
7:50には出勤し、18:00頃帰っていました。
残業も園長先生が許可してくれた日(会議や行事の準備など)しか申請できませんでした。
あとタイムカードが無かったので、労働時間は自己管理でした。モチベは下がる一方でした。
自分の仕事出来ない
全体の行事があると、自分の仕事より優先されるので、自分の仕事が出来ずに持ち帰ることもありました。
ちゃんと見てあげたいのに…
子どもたちのことは好きでした。ただ、もっと一人ひとりちゃんと見てあげたいけど、
人数が多くてなかなか見れない現実もあり、「もっと少ない人数であれば」と感じていました。
辞めたい気持ちが強すぎて…
死にたいと漠然と思うようになった
仕事出来ないし、なんだか全部上手くいかないし、全部嫌になって「死にたい」と漠然と思うようになりました。
でも家族や恋人のことや、死に方や、きっとこの先いいことあると自分に言い聞かせて
踏みとどまりました。
今思えば、一時の感情に支配されなくて良かったなと思います。
発達障害を疑った
新卒時、仕事が出来なすぎて発達障害を疑いました。
報連相が壊滅的に出来なかったので、コミュニケーション障害もあるのではと思っていました。
ネットの発達障害の診断を何回も受けました。そんなに引っ掛かりはしませんでした。
今思えば、発達障害ではなく、経験不足であったことが分かりました。
退職を伝えたタイミング
保育士2年目のとき。1月とかそのくらいでの園長先生との面談の時に退職したい旨を伝えました。
私は当時結婚を考えていた彼がいたため、彼と結婚し他の市に移るため辞めるということで伝えました。
その年の3月末、年度末で丁度退職しました。
念願の託児所、現実は…
3~5名ほどの未満児の託児所。
「これなら行き届いた保育が出来る!」と思っていましたが現実はそう上手くいきませんでした。
人間関係に悩まされる
子どもたちは3~5名でしたが、0歳の子もいたため保育士が常勤3人+パート1名の4名いました。
お局2名が強者で、衝突しまくりました。
2年目のペーペーの私を教育してくれようとしていましたが、逆にそれが圧迫感で思うように動けなくなっていました。
窮屈な日々
仕事が忙しくなかったが故に、一人ひとりの行動が目についてしまうお局2人にチェックし注意される日々はとても窮屈で嫌でした。
大人数だと紛れてしまうこと出来事が、少人数だと見逃されないため細かい確認や注意が多々ありました。
出来ていたことが、出来なくなる
圧を感じる日々に、子どもたちへの関わり方も思うように出来なくなっていました。
子どもたち相手にも委縮してしまい、「こんなことも出来なくなってしまった」と自分が情けなくなりました。
職場で涙、家では大号泣
注意される度に泣き、嫌な事が蓄積された日には家で大号泣していました。
明らかに保育園で働いていた時より精神面でやられていました。
辞めたいと言っても
辞めたいと言っても、人がいなくなってしまうからと奮い立たされ、
辞められずにいました。
ですが結局託児所が閉鎖され、退職を選ばずとも離れる機会が訪れました。
結局低賃金
結局給料は低いままでした。むしろボーナスが無かったのでマイナスになりました。
低賃金であることもまた、モチベーションを下げる要因の一つでした。
保育園、託児所を振り返って思うこと
辞めたいなら辞めよう!
辛い、きつい、毎日が鬱で仕方ない、働いていて涙が出る、この仕事向いていない
そう思ったら辞めましょう。
心を壊したら、復活するのに時間がかかります。
辞めたいと言うのは大変勇気がいりますが、言ったら楽になります。
死ぬことに比べたら大変簡単なことです。
「辞めたいけど、辞める勇気がない…」と思っている方。
自分が自分じゃなくなる前に辞めましょう!
”3年は働け”は真に受けるな
せめて3年働けと言われますが、そんなもの真に受けなくて良いです。
ですが、私みたいに2年目で色々なことに気付き、動きに慣れて少し楽になるパターンもあります。
ですが、毎日病んだ状態で3年間続けるのは大変つらいので、「もう無理!」と心が悲鳴を上げていたら
遠慮なく辞めましょう!
”辞める=逃げる”なわけない
「ここで辞めたら何も変わらない、嫌なことから逃げるだけ」
なんていう人もいると思います。私は実際言われました。(託児所のお局に)
私から言わせてもらうと「逃げるが勝ち」です。
「辞める=逃げる」は、弱者を鳥かごに閉じ込めておくための言葉です。
別にその人から逃げると思われたところで世界は変わりません。
むしろ辞めたことで新しい世界が広がって、今より楽しくなる可能性も秘めています。
自分の気持ちを大切に
心が弱っているときは、相手の言っていることに逆らえず、自分の本当の気持ちを伝えることや上手な解決策を見出すことが難しくなってしまいます。
自分がどうしたいのか、どう思っているのか、自分の気持ちを大切に、行動しましょう。
辞めたいと思ったら辞めよう
人生まだまだ長いです。
辞めてもどうにかなります。仕事だってたくさんあります。
資格を取ってもっと高給取りな業界に入り込むことだって出来ます。
今は退職代行とか便利なサービスもあるので、心身ともに悲鳴をあげる前に
どうにかしましょう。
ちなみに、辞める前に転職先を探して次へのステップを考えておくと安心です。

毎日鬱で、泣いている日々から脱却しましょう!